今日本では急速に少子高齢化が進んでいます。その煽りを受けて地方では高等学校の統廃合が進み、学級減が進んでいます。それは当然の事ながら私たち演劇部にも影響を及ぼし、高校演劇協議会の加盟校数は減少の一途を辿っています。それは仕方のない事だと感じる一方で、それに抗ってやろうじゃないかと言う気持ちも生まれます。
各学校では、部活動の統廃合も進み、私の所属する仙台商業高校でも、来年から「水泳部」、「柔道部」、「茶道部」、「華道部」、「写真部」、「園芸部」が新入生の募集を禁じられ、自然減による廃部と言う運命を背負いました。
おそらく、他校でも顧問の成り手がいないとか、学級減で教員が減るから部活動を減らさなければいけないとか、そんな理由で、部員の少ない文化部なんかが狙われるのではないかと思っています。
そこに抗うとすれば、中学生から入りたいと思う部活動だと思ってもらい、部員の獲得をし続ける事が必要だと感じたのです。文化部でも、吹奏楽部や美術部などは人気があり、簡単には廃部になりません。それは活動内容がイメージしやすいと言うのもあるだろうし、中学校にも存在する部活動だからと言うのもあると思います。
翻って、演劇部を考えると、中学校にはほぼ存在せず、どんな活動をしているのかもあまり知られていない。これって、かなりのディスアドバンテージだと思うのです。そこを補うためには、やはり情報の発信が欠かせないと感じています。
そこで、今年の県大会に合わせて、トップページの刷新を行いました！
THE高校演劇は、宮城県高校演劇協議会が運営していますが、東北の、いや全国の演劇部の活性化を願いながら記事を書いていきたいと思っています。
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